会報354号掲載 クラス会

大3国クラス会

まあなんと華々しい中にも、老いの滋味を漂わせた面々であることか。齢80歳代の険坂を登りつつある人達とは見えません。女子大クラス会に参加できる喜びに満ち溢れています。平成261111日。我々大3国の生き残り組12名が、アベノハルカス16階の「花外楼」に集いました。

「花外楼」で、料理とお喋りを満喫した吾々は、さらにお隣の「大阪マリオット都ホテル」で、珈琲の一刻を楽しみました。現世に於ける最上の贅沢でした。「花外楼」を去る時、来年の1111日の大3国クラス会の予約をしました。

 なぜ、1111日なのか。それはあの東北大震災の日に大3国の友人などと梅田の喫茶店でお茶を飲んでいて、人生の儚さを痛感した故です。1111日という数字は覚えやすいから毎年この日にやろうではないかと決めたわけです。吾々は百歳になってもこの日のクラス会をやる心積りです。      (楠 節子)   



大6国クラス会

 大6国同窓会平成26年は、海外旅行。自分への「傘寿」のお祝いです。「大6国」は、旅を勧める気分をお持ちの担任玉上教授と学生で発足、有志の継続努力もあって、今に至ります。

 秋冷の101日から6日を、常夏の島への旅です。行き先は、アメリカハワイ州。太平洋の魅力を十分に味わい、高揚感のうちに終了しました。

 ハワイ島は、日本人のご苦労を思えるヒロに宿泊。〝プレ傘寿〟にもかかわらず、どなたにも若く見られた大阪美人のグループでした。

 オアフ島ホノルルは、観光一色。平和で賑やかで雑雑と、人間の生命にあふれていました。すこしバスで走れば、第2次世界大戦の記念館が複雑な感じを呼び起こしたりしました。

 私たちは、「真実に目を瞑るな」「自分の足で現場探索」の心を女子大で学びました。旅は格別のその機会ですね。良い会でした。    (須佐美 淑子)



大7社クラス会

 樹々が紅葉し始め、美しい晴天に恵まれた京都で1029に、クラス会が開かれました。会場は三十三間堂に隣接するホテル、ハイアット・リージェンシー。数年前から、毎年クラス会を開きましょうということになり、今年も15名が集まりました。

 近況報告では、超元気な人の活躍ぶり、それ程でなくても、しっかり生きている人のお話、そして今回来れなかった人達の消息などで、楽しい時間を過ごすことができました。来年もまた、元気で参加できることを願って散会いたしました。    

(清水 清子、笠松 昭子、玉井 百合子)



大11生クラス会

 平成26年秋、1泊2日の同窓会を開きました。

 まず、鶴橋駅集合、八戸ノ里駅前でイタリアン料理を楽しみ、司馬遼太郎記念館を訪問しました。

 その後、あべのハルカスへ。予想外の好天に恵まれ、夕日に映える風景を満喫しました。

 夜は、KKRホテルでライトアップされた大阪城をバックに宴会で盛り上がりました。

 翌朝、阪堺電車で懐かしい帝塚山へ。女子大跡碑、万代池などを巡りました。

折しも帝塚山学院で開催中の『マッサン』資料展を覗いた後、天王寺へ。料亭『まつむら』で会食、またの再会を約して散会。

 さらに、四天王寺まで足を延ばす人もあり、充実した2日間となりました。

(渡部和子、岡内迪子)



大17社クラス会

  平成26112627日、初めて大阪を離れ横浜でクラス会を開催しました。嬉しいことに、関西はもとより遠くは福井・広島・丸亀からも参加があり、計13名でした。

  まず中華街で昼食。雨でしたが、横浜港内クルーズでベイブリッジの下をくぐり、みなとみらいの風景を海上からゆっくり眺めました。

  夕食は港の美しい夜景を望む丘の上のホテルで。その後宿泊する和室で45年前の学生時代にもどり深夜まで夢中でおしゃべりを楽しみました。

  翌日は快晴。外人墓地の遙か向こうに真っ白い富士山の姿が。

 鎌倉では鶴岡八幡宮に参拝し小町通りでお土産の買い物。駅前で昼食の後、名残つきぬ思いで各自お別れしました。 (河野通子)

同窓の心置きなき炬燵かな   (杉江美枝子)



大18国クラス会

 大18国は、毎年クラス会を持っています。担任としてお世話になった玉上琢先生が「クラス会を毎年持つのもいいね」と助言してくださり、以来ずっと同窓会係二名を互選して交代で続けてきました。

平成26年1119 日は遠方の東京や福知山からも駆けつけてくださり、15名の会となりました。京橋の「梅の花」で始まり二次会の「英國屋」まで、話題は尽きませんでした。

今年も私たちは級友たちのそれぞれの体験談やお話の中から、多くの元気と知恵をもらうことが出来ました。

「皆それぞれに今を一所懸命に歩んでいるんだ」ということを共感できる魅力が、クラス会にはあります。私たち係も「今年も元気に参加することが出来て良かったなあ」と改めて痛感した次第です。

さて、今年度の同窓会は1018日(日)となっています。係は藤岡さんと寺崎さんが引き受けてくださいました。ありがとうございます。  (藤森暁子 加藤禎子)



大20国クラス会

 2年ごとに開かれる私たちのクラス会も今回ではや11回目。平成26年119日、懐かしの地・帝塚山に14名が集いました。

 現地集合だったのですが、たまたま何人もが同じ阪堺電車に乗り合わせ、車中お喋りの花が咲きました。

 あいにくの雨で、学舎跡などをゆっくり散策することができませんでしたが、電車通りに面したレストラン「菜都」での創作四川料理はとても美味しく、また食事のあとはお向かいの「福寿堂」でお抹茶をいただきながら、久方ぶりの友との会話を心ゆくまで楽しみました。

 話の内容は、家族の介護や看取りの話、また自身の闘病の話、あるいは仕事の話、趣味の話、孫の世話、地域の世話など種々様々ですが、65歳ともなれば、それぞれに越えてきたものがあり、いろんな思いを忌憚なく話すことができる旧友っていいなとつくづく思えたひとときでした。「2年後また元気で会いましょう」を合言葉にそれぞれの帰途に着きました。       (高橋裕子)



大28基クラス会

 平成26年8月、グランフロント大阪にて大28基礎理学科同窓会があり、遠方からも駆けつけてくれて、クラスの約半数21名の友が集いました。

 9年ぶりの同窓会、卒業後30年余り、誰かわかるかなと心配もありましたが、会えばすぐ学生時代にタイムスリップしてあっという間に楽しい時間も過ぎました。昼食会後は、近くの路上カフェを陣取ってまたおしゃべり再開。仕事の話、親の介護、地域での活動など、それぞれの悩みやがんばりにうんうんと頷き、新たな活力をもらえた一日となりました。

基礎理学科として一期生の私達を担任くださった川端昭子先生に、一人ひとりが書いたメッセージを集合写真と共に後日お送りしました。     (宮崎美幸)