2016年

 4月16、17日、三重県桑名市ホテル花水木にて恒例の寮生会が開かれました。北海道、岡山、京都、大阪、などから13名が集いました。

 全員が80歳以上になり、さすが体は年相応ですが、おしゃべりに花が咲き、楽しい2日間を過ごしました。かけ流しの天然温泉のお湯は豊富であり、また東洋一と言われるイルミネーションはとてもきれいでした。来年の再会を期待しつつお別れいたしました。   (大6国 佐藤 瑞子) 

 

2015年

 大学1回から大学7回までの寮生会は、毎年きっちり開かれています。2015年も6月14日(日)15日(月)大阪あべの「天王寺都ホテル」での開催でした。名簿上では現在72名。当日出席は18名でした。北は札幌から、西は下関まで遠方からのお元気な面々。1秒の時間も惜しんで、にぎやかにお話がはずんでいました。

 会後は「ハルカス300」展望台に昇り、話題の天上回廊の眺めを楽しみました。翌日は、宿泊組だけで、帝塚山の女子大跡地、記念碑を訪ね、万代池のほとりでしばし往時をしのびました。    (大6国 嶋 茂代) 

 

2013年

猛暑の続いた2013年8月末日、大1回生から大7回生までの、かつての寮生が伊勢の地に集いました。この寮生会は毎年輪番で開催していますが、今年は20年に一度の遷宮の年にあたるので伊勢在住のものが当番をしました。第62回御遷宮に先立って領民の行事として行われる「お白石持」に参加するのが目的でした。

 北は北海道、西は下関、各地から16名が集まりました。830日は内宮近くの神宮会館で恒例の寮生会をして一泊し、翌31日外宮近くに移動、「八日市場町」の外宮お白石持の奉曳車につらなることができました。

 伊勢周辺の各地より60数車が6日間にわたりくり出されるのですが、各地趣向をこらし木遣り、踊りを交えながら、お白石を積んだ車を曳く綱は50メートルから100メートルにも及びます。「曳け、曳け、エンヤーエンヤー‼」その綱にふれる手ごたえは独特です。さらにお白石持行事での最も大きな喜びは、お白石を手に手に御垣内に進むひととき、―外玉垣、内玉垣をすぎて瑞垣の内へ進み新御殿の前に、お白石をお納めする、御正殿を間近に拝することができるのは20年に一度この時だけ。

 かつて西行は「宮はしら  したつ岩ねに しきたてて つゆもくもらぬ 日の御影かな」と、神々しいお社の様子に感動しています。

私たち元寮生も、暑さに加え熱気あふれる大変な混雑の中、体力も限界でしたが、輝くばかりの真新しいお社を間近にして普段は味わうことのできない感動を覚えたのでした。これからの20年の平穏を祈念して帰途につきました。

(大1英 中北 恵理 大6国 佐藤 瑞子)